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- 北海道北広島市 札幌日本大学高等学校
サッカー元日本代表の北澤豪さんが、北の大地で高校生対象に講演会と実技指導をするスポーツ教室が開かれました。生徒ら約600名を前に、熱いトークと真剣な技術指導で生徒達をひきつけました。担当の先生からは「会場となった本校体育館は最後まで大きな盛り上がりを見せ、生徒たちにとって忘れがたいスポーツ教室となり、大変貴重な時間を過ごすことができました」と感想が届きました。
幼年期の野球少年を経て小学生からサッカーを始めた北澤さん。講演の中で「周りの環境によって出せる力が変わる。最大限の力を発揮するには周りの応援が大切。日ごろから身近で支えてくれている人たちに感謝してプレーすると大きな力が出せる」と自分の力は自分一人だけでは出せないことを強調。また「勝負所で力を発揮するためには、自分を知ることから始めよう」と話し、自分の強さ、弱さをよく知って自分の力を生かすこと、自分にできることを精いっぱいやることが大切、と語りかけました。
また現役時代の経験談として選手時代に自分の専門と違うポジションでの出場からレギュラーを勝ち取り、日本代表に選ばれるようになったことを話しました。「前向きでいればいつも何かをキャッチできる。違うポジションだったとしても、まずは『やります』ということが大切」と語り、何事に対しても積極性、前向きな姿勢がチャンスに結びつくと話しました。
第2部の技術指導では、サッカー部員1・2年生61名を対象に、多様なパスやトラップに取り組むことの重要性をアドバイス。練習パターンは固定観念にとらわれず幅広く、自由にやることで、試合時の選択肢の広がりや応用性に結びつくことなど、基本的で実践的な指導は生徒達にも“目からウロコ”のようでした。このような技術だけでなく、練習に取り組む姿勢や人の話の聞き方などについてもアドバイスがあり、技術と同時に心構えも大切なことを学んだことは部員たちの大きな財産となりました。終了後は生徒一人ひとりにサインのプレゼント。会場は大いに盛り上がりました。