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- 大阪府枚方市立杉中学校
今年の春から兵庫県・姫路市を活動拠点とするバレーボールの新チーム「ヴィクトリーナ姫路」の監督に就任した竹下佳江さんを講師に迎えて、枚方の杉中学校で「VICTORYスポーツ教室」が開催された。当日は朝日新聞社から号外や記念新聞を発行する「出前朝日号」も来校。第一部の「講演会」は全校生徒と父兄や先生方、約1,000人が参加し司会者の松浦美代さんとの対談形式で進められた。そして第二部の「実技指導」には同じ全日本で活躍した宝来麻紀子さんが応援に駆けつけて開催された。
約1,000人の生徒たちが待つ体育館。大きな拍手で迎えられた竹下佳江さん。身長159センチでバレーボール選手としては小柄だがセッターとしての鋭い判断と俊敏な動き、正確かつ高速のトス回しで「世界最小・最強セッター」と称された竹下さん。
第一部の講演では、小学校3年生でバレーボールに出会ったこと。中学校でもバレーボール部を選び、高校でもバレーボールに打ち込んだこと、そして社会人となっての栄光や挫折が語られた。
「失敗したことも多かったが失敗があったからこそ成長できたと思っている」また「迷ったときはあえて苦しい道に進んだほうが成長できると思うし、一つ一つ自分にできるプレーを増やすことでより高い目標を実現できた」と生徒たちに熱いメッセージが送られた。
生徒たちからは「竹下さんってどんな人だろうと楽しみにしていました。そして入場してこられた竹下さんの顔を見て<テレビで見たことがある!>驚きました。有名なトップ選手がまさか杉中で講演してくれるなんて思ってもみませんでした。<失敗したから人は成長する>という言葉が胸に残っています。あきらめない気持ち、身体が小さいことを逆にプラスに変えていく気持ちなどすごいなーと思った。自分も、あきらめずに一つ一つ真剣に取り組んでいこうと思いました」と感想が寄せられた。