奨学金育英事業

公益財団法人 八正会

公益財団法人八正会は、岡山県内の高校生を対象に、返済不要の奨学金を給付している育英事業団体です。

八正会の歴史と意味

八正会は、初代社長三宅保正が、「社会に少しでも恩返しをしたい」との思いから、1956年に私財を投じて始めた育英事業で、1960年に財団法人設立認可を受けました。岡山県内に在住し、県下の高等学校に進学する生徒に奨学援助を行い、人材育成を支援しています。設立から現在までに、約800名の奨学生を支援しています。
八正会という名称は、八つの正しい道(正道、正志、正語、正業、正命、正精神、正念、正定)という仏法の八正道の教えにちなんだものです。なお、公益財団法人八正会は、宗教とは関係ありません。

八正会の活動

八正会は、奨学金を給付するだけでなく、年4回の研修会等を通して、人間性の向上と奨学生同士の親睦を深めることを目的としています。
特に2泊3日の夏期研修会は、学年や学校を超えて絆を深め合うことができ、「参加して良かった」、「来年も楽しみだ」などの感想が寄せられています。

8月 夏期研修会
11月 秋期研修会
1月 歓送会
機関誌「やまびこ」の発行

会員の交流の場として、また会員一人ひとりが自己を省みる場として、会員・役員・OB・OGの執筆による機関誌「やまびこ」を年2回発行しています。

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東日本大震災復興支援
トンボスマイルキャンペーン

学校制服・体育着の売上の一部を、東日本大震災の被災3県(福島県・岩手県・宮城県)の子ども支援基金に寄付する「トンボスマイルキャンペーン」事業も2012年から開始し、今期で9回目。毎年、代表取締役社長の近藤知之が福島民報社・岩手日報社・河北新報社の3社へ伺い、義捐金の贈呈を行っていましたが、2020年は新型コロナ感染拡大防止の為、訪問はせず寄付のみを行いました。今後も震災直後に小学校に入学した子どもたちが高校を卒業するまで寄付を継続していきます。

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「日本スコットランド交流協会
トンボ学生服奨学金」の創設

2019年10月、NPO法人日本スコットランド交流協会に海外留学奨学金として「トンボ学生服奨学金」が創設されました。スコットランドにある英国国立スターリング大学で開講されている英語研修コース(夏期3週間)に参加する高校生を援助する為の奨学金の他に、スコットランドにある大学院で学ぶ日本人を対象とした奨学金となっています。
1697年に世界で初めて義務教育制度を導入したスコットランドは、その質の高さから高く評価されアメリカやフランス、そして日本の教育制度のモデルとなってきました。
英国国立スターリング大学は、そのスコットランドの中心に位置し、ヨーロッパでも最も美しいキャンパスと言われており、そのような環境で英語を学ぶことは、高校生にとって大きな意義があると思います。

英国国立スターリング大学

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