学校法人修文学院 修文学院高等学校
EASTBOYのもつデザイン性やブランド力でさらに高めることができた。
CONCEPT
イーストボーイ×地元の名産織物「尾州ウール"BISHU®"」
コラボレーションで実現した、地域にも愛される制服

POINT
上品な濃紺ジャケットに、シルバーのボタンやネクタイ・リボンがクールな美しさを表現。
ホワイトが映える爽やかなスカートは、凛とした中に親しみを感じさせます。
School Interview
「不易流行」「統一性と多様性」をキーワードに学校改革。
進むべき方向と制服のデザインがひとつになった。


地元の名産織物を使用することで注目度が上がり、地域の方にも愛される制服となった。

県の私立学校展では、唯一無二のデザインが多くの中学生や保護者から注目を集めた。


少子化が進む日本の学校、とりわけ本校のような私学において、生徒数は教育の質を左右する重要な要素です。そのため本校は2022年に共学校として新しいスタートを切りました。共学化を進めるなかでは様々な改革を行っており、制服のリニューアルもそのひとつです。
学校の魅力を高めるためには、教育面を充実させることはもちろんですが、制服や校舎といったハード面の魅力づけも必要となります。少子化に耐えうるひとつの要素として、私たちはイーストボーイ制服を選んだのです。

改革のキーワードとしていたのは、これまでを大切にしつつ良いものは取り入れるという意味の「不易流行」と、「統一性のない多様性は無秩序である」というフレーズです。制服づくりではまさにそれが重要で、生徒の多様性を受け入れながらも、学校としての統一性を持たせるために、変えないもの・新しくするものを決めていく作業でした。制服リニューアルのワーキンググループは、企画デザイン力に優れた先生・生徒が集まる家政科に依頼。リニューアル候補を決めてからは、オープンスクールでの投票イベントなどを通じて、色柄や付属するアイテムの詳細を詰めていきました。

当初、制服はゴールドを基調とした柔らかい印象の案と、シルバーを基調としたシャープな印象の案があり、私たちはシルバーを推していたんです。ですが、中学生の好みがわからなくて…結果として、大差でシルバーが選ばれたときに、私たちが進みたい方向と制服のデザインがひとつになったことを感じました。それに、県の私立学校展ではどこよりも注目を集めていました。
さらに本校の制服は、地元尾張で生産される高品質な生地「尾州ウール」を使用しています。ここで青春時代を過ごす高校生たちが地元の名産品を身につけることで、郷土への愛着が深まり、地域の方にとってもポジティブな気持ちを広げていけると考えました。完成した制服はイーストボーイ社の皆さまからも好評で、唯一無二の素敵なデザインになったと自負しています。

新制服を検討していくなかで、制服への思いやデザインの背景を全教職員間で情報共有、さらに意見交換。苦労の末、多様性を加味した共学にふさわしい新制服が誕生しました。
シルバーのネクタイとスカートは相性が抜群!毎日着たくなるし、着ていて飽きない制服です。ニットやベストは可愛い白で、お母さんも欲しいって言っていました(笑)