進学する学校が決まり春が楽しみになりますが、保護者にとっては入学先の学校の制服採寸も重要なイベント。
「案内にあった、採寸しやすい服装ってどんな服?」
「採寸に行く時は何を気にしたら良い?」
など、初めてのお子様ならもちろん、採寸場所や方法によっても違いがあるため不安が多いですよね。
当日の服装によっては、試着がスムーズに進まなかったり、正確なサイズが測れなかったりする可能性も。
そこで、この記事ではお子さんの制服採寸に同行する保護者の方向けに、安心して採寸に行っていただけるよう、小学校・中学校・高校の当日の服装のポイントと実際に制服を採寸してもらう時にチェックすると良いことを詳しく解説します。
快適でスムーズな採寸、そしてお子様に合ったの制服選びのために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ここで紹介する内容は一例です。まずは販売店や進学先の案内書をよく確認しましょう。
制服採寸に行く前に
お子様に合った制服のサイズを選び、スムーズな採寸や試着をするために押さえておきたいポイントを2つ紹介。
身長をメモしておこう
制服は身長サイズで作られていることも多く、お店の場合は身長計測ができる場合がありますが、学校で採寸する時は身長計が用意されていないことも。
憶測で身長を伝えたり、注文用紙に記入してしまうとお子様に合った制服を試着できなかったり、採寸に時間がかかることもあります。
事前に直近で学校などで測った身長を把握しておきましょう。
今着用している制服のサイズを知っておこう
高校進学の際は、中学校で着ていた制服のサイズを知っておくと試着がスムーズなことも。
とくに、中学校の制服を既製サイズ以外の特別なサイズで用意されたお子様の場合、その制服を着用していくか、持参するとより良いでしょう。
ただし、メーカーが違う場合、進学先の制服の規格はタグに書いてあるサイズと同じ規格ではないこともありますので、あくまでも参考にしておきましょう。
制服採寸にいく時のおすすめの服装
小学校入学の場合
・薄手のTシャツ
・動きやすいズボン
・お子様ご自身でも脱ぎやすい上着
小学校入学の制服は、学区内の幼稚園・保育園に通われている場合は園内で試着会がある場合や、決まった日に小学校に行って試着採寸することも。
試着の場合は保護者の方が脱ぎ着を手伝う場面もありますので着替えさせやすい服装がベター。
緊張したお子様1人でも脱ぎやすいファスナータイプのパーカーなどがおすすめです。
ポロシャツや体操服なども試着することもあるため、襟付きのトップスは控え、薄手のTシャツがよいでしょう。
中学校入学の場合
・体操服だと脱ぎ着がスムーズ
・タイツではなくソックスで
中学校入学の場合は小学校で着ていた体操服がおすすめです。
上から制服見本を試着することもできますし、シャツなどは試着できないこともあるため実際の着用に近い形で上着のサイズ感を確かめることができます。
ただし、学校の体育館や教室などでの一斉採寸の場合はサッと脱げる防寒着も忘れずに。
スカートの採寸の場合は学校の規定によってスカートの長さが膝を中心に決まることが多いので、膝が見えるようにソックスを履いていきましょう。
タイツの場合は膝が確認できず、スムーズな試着採寸とならないこともあります。
高校入学の場合
・入学説明会と同日に行われる場合は、中学校の制服で。
・販売店での採寸の場合は脱ぎ着がしやすく、メジャーで測りやすい薄手の上下で。
高校の制服は場合によってですが入学説明会と同日に行われることが多くあります。
その場合は、中学校の制服でいくことをお勧めしますが、防寒着を着る場合は脱ぎ着のしやすいものを選びましょう。
また、シャツの中に着るインナーはできるだけ春から学校に通うのを想定した厚手過ぎないものを選ぶとよいでしょう。
スカートの採寸の場合は中学校入学時と同じく、学校の規定に合わせたスカート丈で試着するため、タイツよりもスカート丈を確認しやすいソックスを履いていくことをおすすめします。
制服採寸にいく時に気にしておくと良いこと4つ
①制服の袖丈が伸ばせる制服かどうか
成長期のお子様の場合、少し大きめの制服を購入しても制服の袖丈が成長するにしたがって合わなくなることも。
トンボの制服はご家庭で簡単に袖が伸ばせるものがほとんどです。
袖出しできる長さは学校の規定によってもことなりますので、ぜひ制服採寸のときに確認してくださいね。
②家庭で洗える制服かどうか
制服は日々の学校生活で知らないうちに汚れています。
気になった時に、ご家庭の洗濯機で洗えるとうれしいですよね。
近年の制服は家庭の洗濯ができるものになっていますが、念のため確認しておきましょう。
③これからの3年間に合ったサイズかどうか
袖丈は手首が隠れ、親指の付け根程度だと入学時のサイズとしてはよいでしょう。
また、着丈はおしりが隠れる程度がおすすめです。
ブレザージャケットの場合は、ボタンをかけた状態で胸の部分に拳1つ分のゆとりがあると安心です。
入学後の3年間でお子様の成長を願うものですが、あまりに大きすぎるサイズを購入してしまうと制服の型崩れや着心地の悪さに繋がってしまいます。
袖丈など、サイズUPできる制服の場合は途中でお直しすることも見越して試着し、サイズを選べるとよいですね。
困ったら、経験豊富な販売スタッフに聞いてみましょう!
④入学する学校の制服の規定はどうか
スカート丈など、指定制服の規定はもちろんですが、学校によってはニット類の色味、カバンの形状など細かな校則がある場合も。
制服の上下セットなどの指定制服以外のアイテムについても販売店では取り扱いがあるかどうか、規定と合わせてお店で確認してみてくださいね。
また、お下がりを着用する場合、学校によっては事前チェック(スカート丈などの先生チェック)が必要なこともあるので、学校の案内などで事前に確認してみましょう。
着心地よい制服を選べる制服採寸を。
いかがでしたでしょうか?
制服採寸の時に着るおすすめの服装は試着したりメジャーで計測することも考え、
- 脱ぎ着しやすいもの(体操服など)
- メジャーで測りやすい薄手のもの
- タイツは避けてソックスを履いていく
の3点をポイントに、学校や販売店からの案内を確認してみましょう。
忙しい入学準備ですが、3年間毎日着る制服を納得して不安なく準備できるお手伝いができれば嬉しいです。
素敵な春を迎えてくださいね。
※ここで紹介した内容は一例です。事前に販売店や進学先の案内書をよく確認して、採寸しやすい服装を心がけましょう。