学校でSDGsに取り組みたいけど、何から始めたらいいだろう?
そう思ったことはありませんか。
この記事では、制服を着ているだけで自然に取り組めるSDGsについて紹介いたします!
材料編
制服って何で出来ているかご存じですか?
やっぱり、できるだけエコなもので作られているものを使用したいですよね。
再生ポリエステル
一般的に、制服は天然繊維(ウール)と化学繊維(ポリエステル)などで作られています。
化学繊維は通常、作る際に石油や天然ガスを使用しています。
しかし、トンボの制服はペットボトルを原料とした再生ポリエステルを主に使用しているため、原油使用料を押さえたエコな制服を着ていることになります!
機能編
最近では、様々な機能を持った制服が登場しています。
その中でも、制服を着ることでできるエコについてご紹介いたします!
撥水撥油
制服は毎日着るものなので、どうしても汚れが気になってしまいますよね。
制服の生地には水や油をはじく機能がついているものがあります!
生地自体が汚れに強いため、自然と洗濯回数が減り、環境負荷も減らすことができます。
夏の快適性
最近では、制服でもクールビズの観点より、ポロシャツやハーフパンツといったアイテムを採用する学校も増えてきています。
季節に合わせて着るものを調整することで、エアコン等の節電にもつながります!
成長に伴うサイズアップ(成長設計)
3年間着用する制服ですが、途中でサイズアウトしてしまって買い替え…
なんて経験はないですか?
制服は成長することを考えて作られているため、袖口を伸ばすことが出来るんです!
通常の服より長く着ることが出来るので、廃棄量も減りSDGsです!
ジェンダーレス編
今までは、男子は詰襟学生服、女子はセーラー服のような形で男女の差が一目見て分かる制服が多く採用されていました。
ですが、近年は男女差の少ないブレザータイプの制服を採用する学校が増えています。
「ジェンダーレス制服」とは、具体的に
- スカート、スラックスから生徒が選ぶことができる
- スカートとスラックスの柄が同じで見た目に差が出にくいデザイン
- リボンとネクタイから生徒が選ぶことができる
- ユニセックスアイテム(ニットベストやセーター)の採用
このように、男子の制服、女子の制服と決めてしまうのではなく、選択肢を持たせることで、生徒の好きな組み合わせで着こなしてもらうことができるように提案しています。
まとめ
この記事では、制服を着ているだけで自然にできるSDGsの取り組み
- 材料編(再生ポリエステル)⇒環境にやさしい素材の使用
- 機能編(撥水撥油・夏の快適性・成長設計) ⇒余分な洗濯や電気使用量の削減
- ジェンダーレス編⇒ジェンダーに関する悩みの解消
について紹介させていただきました。
制服を着ているだけで
「4. 質の高い教育をみんなに」
「12. つくる責任、つかう責任」
この2つの項目を自然と達成することができてしまいます!
制服を通して、SDGsに関心を持ってもらい、
小さなことからでも始めてもらえたら嬉しいです!
※今回紹介させていただいた機能は全ての学校制服に当てはまるわけではありませんのでご了承ください。
くわしくはトンボ学生服HPをご覧ください
SDGs(Sustainable Development Goals)|トンボ学生服・とんぼ体操服の株式会社トンボ (tombow.gr.jp)