海外の制服を見てみよう!◆ヨーロッパからアジア、南米までを写真で見比べ

学生向け

私たちにとって、学校や学生の「らしさ」を表現し、学ぶスイッチを入れる服として、お馴染みの服装になっている制服。

世界の国々では学生の服装としてどのようなものが取り入れられているのでしょうか?

暮らし方や気候によって違いはあるのでしょうか?

今回は、トンボのもつ過去から現在の収蔵品のなかから、欧米からアジア、南米までさまざまな国の学校制服をあつめてみました。

気になる国の制服スタイルがあれば、ぜひ調べてみてくださいね。

※掲載している制服写真や内容は過去の資料も含まれます。今現在も着用されているとは限りません。

イギリス(英国)の制服|パブリックスクール

イートン校(ETON College)の正装

英国紳士のロンドンで過ごす様子にならった、燕尾服スタイルが印象的。

ハロウ校(HARROW College)の正装

世界的に人気な魔法学校を舞台にした映画のロケ地としても有名なハロウ校。

パブリックスクールは寄宿学校のため、平日に着る服と日曜日やセレモニーに着る制服があり、麦わらのカンカン帽のほかにシルクハットやステッキがあります。

ー日本校の制服(ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン)

2022年にはハロウインターナショナルスクール初の日本校として「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」が岩手県に全寮制学校として開校しました。

日本校の制定品制服は男女それぞれ20アイテムを超える。

ゴードンストウン校(Gordonstoun)

北部スコットランドにあるゴードンストウン校は英国王室や貴族の子息・息女が多く在籍してきました。

年間1000万円以上かかる授業の高さも有名で、俗にロイヤルスクールと呼ばれることもあります。

英国に200弱あるパブリックスクールの制服はブレザー発祥の地とも言われているため、ブレザー制服が多く採用されていることも特徴です。

アイルランド共和国の制服

セーターはアイルランド・アラン諸島で生まれたという一説があるほど寒さの厳しい気候のため、馴染みのあるニットをユニフォームに取り入れる学校も。

ブラジル連邦共和国の制服

ブラジルの制服は体育着に近いものもあり、パーカーなどのカジュアルなスタイルも見られます。

インドネシア共和国の制服|小学生

インドネシアでは小学校にも制服があることが一般的で、ボトムの色が公立の小学校の場合は赤と決まっていることも。

ネクタイやスカーフも制服の一つになっていますが、曜日によってネクタイやスカーフの色に指定があり、この点は日本とは違いますね。

トルコ共和国の制服

トルコの制服では、ニットベストのみが指定だったり、カジュアルアイテムが指定の制服だったりと柔軟で学校ごとに多種多様な場合があります。

イスラム教徒の女性が頭を覆う、ヒジャブと呼ばれるスカーフも制服の一部になっていることもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

それぞれの国の歴史や背景によって、取り入れられるアイテムには特色がありつつも、各国の制服も日本と同じく機能性を重視したものであったり、生徒の自立や学校への帰属意識をもたらすスイッチとして採用されているものであったりと日本の制服と共通する部分が多くありました。

海外の制服の特徴を調べたうえで、いま一度自分が着ている制服に込められた思いや意味を振り返ってみてもいいかもしれませんね。

海外の制服はトンボの「ユニフォームミュージアム」でもご覧いただけます

※掲載している制服写真や内容はトンボが過去に収集した資料も含まれます。今現在も着用されているとは限りません。

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