みなさんは11月29日が何の日か知っていますか?
一般的には「いい肉の日」が有名ですが、実はそれだけではないんです!
学校制服メーカーの株式会社トンボは、「11(いい)29(服)」の語呂合わせから、
11月29日を「いい服の日」として制定しています。
今回の記事では、「いい服の日」の意味や由来、制定までのストーリーについて解説します!
ぜひ最後までお読みいただき「いい服の日」について知ってくださるとうれしいです。
「いい服の日」って?
まずは「いい服の日」について、意味や由来をご説明します!
11月29日は、「いい服の日」
トンボは、最良のユニフォームメーカーを目指し、こだわってものづくりをしています。
着る人が着心地に満足し、大人になれば自分の子どもに着せたくなるようないい服をつくることがトンボの使命です。
その気持ちを新たにする日として、「いい服の日」を制定しました。
※11月29日は、「いい服の日」として、平成22年に日本記念日協会へ登録され、
また商標としても平成24年に登録(第5475781号)されています。
▼「いい服の日」記念日登録証
トンボの制服づくりのこだわり
「制服」は学校や保護者、そして何より生徒さんに愛されなくてはいけない服です。
だから、トンボは
- デザイン
- 素材
- 品質
- 着こなし
- 精神(こころ)
にこだわっています。
トンボの制服づくりのこだわりについては
こちらから
「いい服の日」制定のストーリー
ここからは、トンボがどのような流れで
「いい服の日」を制定することになったのかを解説していきます。
新商品開発のため委員会を発足
2010年、新しいデザインや機能の開発に力を入れていくため、
トンボ社内で「新商品開発委員会」が発足しました。
委員会の中では、新商品を今後世に出していくため、どのようにして商材やアイデアを探していくのか、
また、保護者や生徒の皆さんなど、実際に手に取って着たり使ったりする人のニーズをどうやってとらえていくかということが議題となりました。
社内外からアイデア募集することに
会議の中で上がったのが、
「開発商品が生まれる背景には、必ず外部の応援者・協力者の力があることが多い」という意見。
そこから「社内外でアイデア公募をできないか?」という意見が上がりました。
そしてたくさんのアイデアを応募してもらうために、11月29日を「いい服の日」とし、
優秀なアイデアを提案した社員に対して、その日に表彰式を実施することにしたのです。
11月29日を「いい服の日」に制定
上記のような流れから、トンボは11月29日を「いい服の日」に制定し、
同年10月、日本記念日協会へ登録されました。
第1回目のアイデアコンテストでは、
社員からは「良い服作り」についての標語や、制服・体育着についてのアイデアを募集。
さらに一般の方からもWEB応募で、制服や体育着についてのアイデアを募集しました。
第1回制服・体育着アイデアコンテスト
一般の方による受賞アイデアは、
こちらからご覧いただけます!
このように「いい服の日」は、
社員が「いい服」とは何か、「いい服」を作るために必要なことは何かを考えることで、
日頃の仕事の中で「こうしたほうが良いのでは?」「これすればもっと良くなる!」ということを考えるきっかけとなりました。
そのような工夫を大切にし、お客様にとって本当の意味で「いい服」を作り続けていくことを確認する日として、
「いい服の日」が社内でも浸透していきました。
「いい服の日」の現在
標語・アイデアの募集から始まった「いい服の日」コンテスト。
現在は「トンボ1129デザインコンクール」として、募集の範囲を全国の中学校・高等学校へ広げ、
学校制服や体育着のデザイン・アイデアを募集するコンクールを開催しています。
第14回目を迎えた2023年は、全国の中学校、高等学校から、14,000点を超える作品を応募いただきました。
トンボ1129デザインコンクールとは?
「生徒の皆さんに斬新な想像力を発揮していただく機会を」という趣旨のもと、
学校制服や体育着のデザイン・アイデアを募集するコンクールを開催しています。
最優秀賞の方には、実際に学生服で使われている生地やパーツを使用し、
トンボ学生服の縫製技術でアイデアをカタチにした作品をプレゼントしています。
ここでは実際にカタチにした作品の一例をご紹介させていただきます!
■第12回 制服デザイン部門最優秀賞
「本気のジェンダーレス制服(合服・冬服)」
▼応募作品
▼実際にカタチにした作品
■第12回 体育着デザイン部門最優秀賞
「安全性バッチリなレスキュー運動着」
▼応募作品
▼実際にカタチにした作品
応募要項や過去の受賞作品など、詳しくは
こちらから!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- 「いい服の日」についての概要
- 「いい服の日」制定のストーリー
について、解説させていただきました。
これからもトンボは、最良のユニフォームメーカーを目指し、こだわってものづくりをしていきます。
この記事を読んで、少しでも「いい服の日」について興味を持ってくださったらうれしいです!