色落ちや色移り、色あせした時どうしたらいいですか?

Q

【アドバイス】

  • 色物は最初の洗濯時に多少余分な染料が落ちる場合がありますが、購入後3回ほど単独で洗うと色移りしにくくなります。
  • 色物と白物は分け、着用後や洗濯後に、濡れたまま放置しないでください。
  • 白物に色移りした際に、単独で数回洗うと付着した色が落ちる場合があります。
  • 直射日光での長時間乾燥は色あせの原因になります。ハンガー掛けで陰干しにしてください。
Q

淡色のシャツが白くなった。

Q

【アドバイス】

  • 蛍光増白剤入りの洗剤を使用すると白く染まることがありますので、淡色の衣類に蛍光増白剤入り洗剤は使用しないでください。
  • 洗剤を使用する際は、成分表示をご確認ください。
Q

カビが生えて変色した。

Q

【アドバイス】

  • 汗などの汚れを長く放置すると雑菌が繁殖。変色のもととなるカビや、臭いの原因になります。汚れたものはすぐに洗濯してください。
Q

毛玉ができた。

Q

【アドバイス】

  • ポリエステルや綿の混紡素材は、擦れや洗濯で互いの糸がからまり、強いポリエステルだけが脱落せずに残って毛玉になることがあります。生地の傷みを避けるため、洗濯時はネットに入れ、弱水流にするなど工夫してください。
  • 柔軟仕上げ剤の使用も有効です。
  • 生地の特性上、毛玉ができる場合がありますが、生地の強度への影響はほとんどありません。
Q

乾燥機で縮んだ。

Q

【アドバイス】

  • 体育着はニット製品のため、乾燥機で縮みます。特に綿100%は縮みやすくなります。ニット製品は乾燥機を使用しないようにしてください。
Q

生地が薄くなり、スダレ状になった。

Q

【アドバイス】

  • 綿衣類の汚れで特に落ちにくく、黄ばみのもととなるのが「汗」や「皮脂」です。きれいに落とすため漂白剤を用いる際は、衣類と漂白剤の双方の表示を十分にご確認ください。「エンソサラシ」に×がついてないかチェックをしてください。(色柄物には酸素系を)
  • 漂白剤は衣類に直接つけず、30°C以下の水でうすめて30分~2時間つけ置きします。2時間以上の漂白は避けてください。
  • ザラザラした通学カバンや机の角、イスの背もたれと擦れる部分は、綿が抜け落ちて薄くなることがありますので特にご注意ください。
Q

体育館ですべって穴があいた。

Q

【アドバイス】

  • ポリエステルは約250°Cで溶解。体育館ですべった際の摩擦熱は、瞬間的に400~500°Cに達し、繊維が溶けて穴があくことがあります。
  • 体育館での激しいスライディングなどは避けてください。
Q

首ぐり、袖口、裾などの縫い目の糸が切れた。

Q

【アドバイス】

  • 何かに引っかかって糸が切れることもあれば、許容以上に引っ張ると切れることがあります。
  • 洗濯時には、洗濯ネットを使用し、縫い目を強く伸ばしたり引っ張ったりしないでください。
Q

    その他の注意
  • ファスナー付きのものは、生地やファスナーが痛みますので、必ず閉じて洗濯してください。
  • 防水(はっ水)加工のジャンパーやウインドブレーカー等を脱水すると、故障、事故の恐れがありますので、脱水しないでください。
  • プリント部分を強くもみ洗いすることはお避けください。
  • ワッペン、マーク付きのものは、剥離の原因になりますので、ドライクリーニングは避けてください。
  • ワッペン、マーク等に直接アイロンをかけないでください。変色や変形の原因になります。