愛媛県松山市聖カタリナ学園高校

1925年創立。今年の春から男女共学となった伝統校で開催!

種目:ソフトボール 講師:宇津木妙子先生 開催:平成28年5月17日

愛媛県松山市の聖カタリナ学園高等学校(生徒数1,230人)で「VICTORYスポーツ教室」が開催され、普通科スポーツ進学コースの1~3年の生徒たちと教職員や保護者約250人が受講しました。講師には女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さんを迎え、人生の先輩の貴重な体験談に、生徒たちは熱心に耳を傾けた。
講演の後、第二部としてソフトボールの実技指導が聖カタリナ学園朝生田グラウンドで行われ、女子ソフトボール部員約30人が指導を受けた。

講師:宇津木妙子先生

宇津木さんの講演テーマは「努力は裏切らない」

宇津木さんは、中学からソフトボールを始め、1974年の世界選手権に出場、アトランタ五輪でコーチを務めた後、女子ソフトボール日本代表監督に就任。シドニー五輪で銀、アテネ五輪は銅に輝き、現在も後進の指導に力を注いでいる。
第一部の講演会は、「今日に感謝しています。ソフトボールに感謝しています。こうして皆さんの前で話せるのもソフトボールのおかげです。やってきてよかったと思っています」そんな話から始まりました。
足が早かったこと。中学でソフトボールを始めたこと、何でもいいから1等賞になれと母親に言われ、ほめられたい一心で頑張ったこと。高校には特待生で入りレギュラー入り、そして、辛いいじめにあったことなど学生時代を振り返りつつ、「今も私は毎日、腹筋背筋を500回続け、2時間のランニングを続けています」と練習の大切さを熱く語りました。
質問タイムの後、生徒を代表して3年の岩佐さんがお礼を述べ、則友さんが打宇津木さんに花束を渡し、宇津木さんから記念のサイン入りソフトボールを受け取って1時間の講演会が終了しました。

宇津木さんの講演テーマは「努力は裏切らない」

「夢・実現」には日々の練習が大切!!

第二部は会場を朝生田グラウンドに移して実技指導が行われた。約30人のソフトボール部員に「頑張れ!」と声をかけながら宇津木さんがノックした。練習の合間には「しんどいなーと思ったとき(選手同士が)声を掛けあうことが大切」と選手に語りかけた。
生徒からは「ソフトボールは自分勝手ではダメ。チーム全員が同じ方向を向いて全員で戦うことが大切。だから、一人のエラーは全員でカバーする。しんどい時は自分だけでなく皆同じ。そういうときこそ声を掛け合うこと。〝努力は裏切らない″毎日の練習を大切にすること」などなど、宇津木さんの言葉が強く心に残ったと感想が寄せられた。

「夢・実現」には日々の練習が大切!!
「夢・実現」には日々の練習が大切!!

「出前朝日号」が記念新聞を発行

また、この日は朝日新聞社から号外新聞や記念新聞を発行する「出前朝日号」が聖カタリナ学園にやって来た。講演が終わった後と実技指導が終わった後に、すぐ記念新聞が発行されて生徒たちに手渡された。えー!こんなに早くできたの!すごーい!生徒達も大喜びだった。